「仕事終わりに勉強したいけど、家だと誘惑が多くて集中できない…」
自宅で勉強しようとすると、仕事の疲れで眠くなったり趣味の道具に気が移ったりと、勉強に集中できないですよね。
今回は社会人が夜に勉強できる場所を、厳選して10ヵ所紹介します。夜遅くまで使えたり、コスパが良かったりと集中できる夜の勉強場所をタイプ別にまとめました。
この記事を最後まで読んでいただくと、あなたにピッタリの「勉強のサードプレイス(第3の居場所)」が見つかり、今日から夜の勉強が習慣化できますよ。
社会人が「夜の勉強場所」を選ぶ時のチェックポイント4選
社会人が夜の勉強場所として利用できる施設は、意外とたくさんあります。
ただ勉強をこれから始めるという方は「何を基準に勉強場所を選べばいいかわからない…」と悩みますよね。
初めて夜の勉強場所を探すという方は、次の4つのチェックポイントを意識して探しましょう。
営業・閉館時間
夜の勉強場所を探す際は、その施設の営業時間や閉館時間を必ず確認しましょう。
社会人が夜勉強するとなると、ほとんどが仕事終わりに施設に向かうことになります。営業時間が短かったり閉館時間が早かったりすると、ほとんど勉強できずに終わってしまうことも。
そのため仕事終わりでも営業時間に余裕がある施設を選ぶのが大切なんです。
特に24時間営業の施設は、早朝・深夜問わず利用できるのでおすすめです。
コスト
勉強のために毎日施設に通うには、コスト面も重要です。社会人で働いているとはいえ、勉強場所代が高額になれば頻繁に通えなくなり、勉強自体も諦めやすくなるからです。
理想は無料で利用できる施設ですが、勉強のために通う頻度や利用時間も考慮して「ここまでの金額なら支払える」という場所を決めましょう。
ただ場所代が高額でも「これだけの料金を支払っているのだから勉強しなきゃ」と、モチベーションに繋がることもあるので、あなたの意識と財布を総括して決めるのがおすすめです。
設備環境
夜に勉強する社会人は、勉強する内容も様々です。英文の翻訳練習をする方もいれば、パソコンで画像編集の作業を行う方もいます。
そのため自分の勉強内容と照らし合わせて
- 黙々と勉強できるか?
- Wi-Fi環境や電源は確保できるか?
と、施設の設備環境を確認するのも忘れないようにしましょう。
設備環境が勉強内容に合っていないと
「Wi-Fi環境が無くて、ネットに繋いで行う作業ができない」
「静か過ぎてノートパソコンのタイピング音を注意された」
ということも起こるので注意が必要です。
心理的快適さ
施設の設備環境という物理的な環境と同じくらい重要なのが、心理的な快適さです。
- 店舗を長時間利用すると、店員の目が鋭くなる
- 話し声がうるさくて集中できない
と、心理的な快適さが満たされないと勉強も中断しやすくなります。
理想は、自分と同じく勉強を目的とした人が集まっている施設です。
ただ、そういった施設が近くにない場合は「ここは○時間なら勉強できそう」と周囲の様子や施設の営業時間を元に判断しましょう。
【コスパ重視】無料で使える夜の勉強場所
ここからは重視するポイント別に、夜勉強に利用できる施設を紹介します。
まずはコスパを重視する方向けに、無料で利用できる夜の勉強場所です。
夜型公立図書館
図書館と聞くと閉館時間が早いイメージを持ちますが、最近は21時頃まで開館している「夜型公立図書館」も多くなっています。
18時に仕事が終わるなら、移動時間や軽い夕飯に1時間程度見込んでも、21時まで図書館が開いていれば2時間は集中して勉強できます。また、一部の図書館は24時間開館していることも。
社会人にとって平日に2時間勉強できることは、とても大きな充実感に繋がります。

私も地元の図書館が19時まで開館していたので、仕事が定時で終わっていた際は利用していました。
自宅や職場の近所にある図書館を探したいなら、日本図書館協会が公開しているこちらのページが参考になります。
夜も開館している図書館は、まだ数が少ないのが難点。
それでも仕事終わりに無料で利用できる施設は貴重なので、近所にあれば積極的に勉強場所として利用しましょう。
生涯学習センター・公民館の自習スペース
自宅や職場の近所に図書館がない場合は、地域の生涯学習センターや公民館の自習スペースを利用できるか調べましょう。
生涯学習センターとは「地域の住民がいつでも・どこでも・誰でも自主的な学びや交流活動を行えるよう設置された、公共の学習拠点」のこと。
生涯学習センターでは会議室を自習スペースとして開放している場合もあり、基本無料で利用できます。また公民館も学習スペースとして、限定的に解放されているケースもあります。
注意点は「学習スペースの鍵は事前に申請していないと受け取れない」自治体もあること。
施設の利用方法をよく読んで、事前に申請が必要な場合は忘れずに申請を行いましょう。
【手軽さ重視】ワンコインから利用できる勉強場所
次は手軽さを重視したい方向けに、ワンコインから利用できる勉強場所を紹介します。
ただし、これから紹介する施設は共通する注意点として「必ず飲食物を注文すること」「長居しないこと」が挙げられます。
利用する時間を決め、必ず飲み物や食べ物を注文して利用しましょう。
チェーン店のカフェ
社会人が仕事帰りに勉強する場所としてもっとも手軽なのが、チェーン店のカフェです。同じく勉強している方もいて軽食も食べられるため、お腹を満たせば勉強に集中できます。
また場所によって異なりますが、だいたい22時近くまで営業しているため、仕事終わりが遅くなっても利用できるのが嬉しい点。
ただカフェによっては「勉強・長居お断り」と注意書きがあったり、閉店時間が早まっていたりすることもあるので、事前に確認してから出かけましょう。
「コーヒーで目を覚まして勉強したい」という気持ちがある方に、チェーン店のカフェでの勉強はおすすめです。
ファミレス
ファミレスは深夜まで営業している店舗が多いため、カフェよりも長居して勉強したい場合におすすめです。
ドリンクバーを注文すれば飲食物を注文したことになりますが、それだけだと店員さんの視線が痛いため、何かしらの食べ物もセットで注文しましょう。
また18時~20時くらいまでの夕飯時は混雑するため、その場合は1時間程度で勉強を切り上げたり、夕飯時と時間をずらして来店したりして調整しましょう。
深夜のファミレスは1人で過ごしている方も多いので、こちらも黙々と勉強するのにピッタリです。
ファストフード店
手軽さとコスパ両方を重視するなら、ファストフード店を利用しましょう。ファストフード店も深夜まで営業していることが多いので、仕事帰りに寄りやすく、また1人だけのお客さんも多いため勉強しやすいです。
さらにファストフード店なら飲食物の値段も安いため、手軽さとコスパ、さらにお腹を満たしたいという3つの願いが叶います。
ただ、ファストフード店も夕飯時は混雑するため、勉強するために利用するならファミレスと同じように時間帯をずらして利用しましょう。
【生産性重視】課金して集中が手に入る有料スペース
次は勉強の生産性を重視したい方向けに、有料のスペースを紹介します。
「静かな環境で集中して勉強したい」「多少お金がかかってもいいから快適な環境を探している」という方におすすめです。
有料自習室
有料自習室は「勉強を目的とした人が集まる環境で、集中して勉強したい」という方にピッタリの場所です。当メディアでも、何回か取り上げている勉強場所でもあります。
有料の自習室は、特に東京や大阪など大都市圏に多く設置されています。
リスキリングが推奨されるようになった近年に急速に多くなったため、あなたと同じく仕事帰りに勉強する人だけが集まり、より集中しやすい環境が整っています。
ただ、有料自習室は月額1万円ほどの料金がかかり、設備環境を重視するならさらに利用料金は上がります。
自習室に通う頻度やあなたが得られる給与を加味して、利用するか判断しましょう。
コワーキングスペース
感染症の影響で急速に需要が増えたのが、コワーキングスペースです。コワーキングスペースも大都市圏に多く、通常は仕事用ですが勉強場所としても利用できます。
仕事用に設計されているためWi-Fi環境や電源、防音設備も整っていることが多く、パソコンを使う勉強をしている方なら快適に利用できます。
コワーキングスペースの利用料金は有料自習室よりも高めで、自由席でも月額1万円以上は必ずかかってしまいます。
ただ最近はドロップイン(都度利用)もできるスペースも増えているため、勉強頻度を加味して近くのコワーキングスペースを調べてみましょう。
コスパの問題はありますが「ネット環境が整った場所で勉強したい」という方は、コワーキングスペースの利用がおすすめです。
ネットカフェ
「利用頻度は少ないけれど、ネット環境が整った場所で勉強したい」という方は、ネットカフェがおすすめ。
ネットカフェならネット環境が必ず整っていて、また24時間営業の店舗も多いため、パソコンを使用する夜の勉強場所にピッタリです。
またドリンクバーも利用料金に含まれていることが多いため、ちょっと息抜きしたい際にもホッとできます。
セキュリティが心配な方は鍵付き個室を利用することもでき、人目を気にすることも少なくなります。

私もパソコンを利用して勉強したいと思っていた当時は、ネットカフェのフリー席を利用していました。
ネットカフェの利用料金は店舗や地域によって異なりますが、だいたい30分のフリー席利用で300円~400円程度です。
利用料金は利用時間が長くなるにつれて高くなるので、短時間で集中して勉強に取り組みましょう。
【意外な穴場】特殊だけど捗る勉強場所
最後は意外な穴場として、特殊ですが勉強が捗る場所を紹介します。ここまで紹介した施設が利用できない場合は、こちらも検討してみてください。
カラオケ店
「音楽の勉強をしたいから静かな場所は無理」
「オンラインスクールの動画講義を気軽に見られる場所を探している」
このようにどうしても音が出てしまう勉強をしたいという方は、カラオケ店の利用を検討しましょう。カラオケ店なら防音設備が整っているため、声を出しても音が出ても気兼ねなく勉強できます。
利用料金もパック料金を利用すれば抑えられ、深夜まで営業しているため仕事終わりでも使用しやすいです。
またネット環境が整っている店舗もあるため、ノートパソコンやタブレットを持ち込んでの勉強もできます。
「隣の部屋の歌声が気なってしまう」というデメリットはありますが、近くに深夜まで営業しているカラオケ店がある場合は、夜の勉強場所として利用しましょう。
自家用車の車内
「個室は利用したいけど、やっぱりお金はかけたくない」とコスパをとにかく重視するなら、自家用車の車内で勉強するのも1つの方法です。
車内ならドアを閉めれば完全な個室になり、利用料金や利用時間を気にする必要もありません。外で使えるモバイルルーターを持っていれば、ネット環境も整います。
ただ、車内は気温や天気の影響を受けやすく、エアコンをかけていなければ夏は暑く冬は寒いです。
車種によっては狭いスペースでの勉強にもなるので「急に勉強したい気持ちが湧いてきた」など、緊急用として利用するのがおすすめです。
【比較表】あなたにピッタリの夜の勉強場所は?
| 場所 | 予算 | 利用可能時間 | 静かさ | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 夜型公立図書館 | 無料 | ~21時 | とても静か | ☆☆☆☆☆ |
| 生涯学習センター・公民館 | 無料(事前申請必要) | 閉館時間まで | 静か | ☆☆☆☆ |
| チェーン店のカフェ | 500円以上(飲食代) | ~22時程度まで | ざわざわ | ☆☆☆ |
| ファミレス | 500円以上(飲食代) | 深夜近くまで | ざわざわ | ☆☆☆ |
| ファストフード店 | 500円程度(飲食代) | 深夜まで(24時間) | ざわざわ | ☆☆☆ |
| 有料自習室 | 1万円程度/月 | 深夜まで(24時間) | 静か | ☆☆☆☆ |
| コワーキングスペース | 1万円以上/月 | ~22時程度まで(24時間) | 少し静か | ☆☆☆ |
| ネットカフェ | 300円~/30分 | 24時間 | 少し静か | ☆☆☆☆☆ |
| カラオケ店 | 1,000円以上/1時間 | 深夜まで | 少し騒がしい | ☆☆ |
| 自家用車内 | 無料 | 24時間 | 静か | ☆☆ |
仕事帰りの「夜勉強」を挫折させないコツ
勉強におすすめの場所がわかったら、さっそく施設を利用して勉強を始めましょう。
最後に、仕事帰りの夜勉強を挫折しないコツを紹介します。
一旦帰宅せず職場から直行する
夜勉強を取り入れたいと思ったら、仕事が終わった後は帰宅せず、職場から勉強場所へ直行しましょう。
一旦帰宅してしまうと、どうしても仕事の疲れや自宅という安心感から勉強のやる気が湧かなくなります。
「自宅の方が集中できる」という場合を除いて、勉強場所へ直行した方が気持ちを保てます。
もちろん体や心を休める時間も大切なので、勉強を短時間でも集中してできたら「できた!」という充実感を得て、家ではゆっくり体を休めましょう。
勉強道具をすぐに取り出せるようにする
勉強する場所に到着しても、勉強道具がなかなか取り出せないと少しずつ勉強のやる気は減ってしまいます。仕事終わりに勉強したいと思ったら、勉強道具をすぐに取り出せる工夫も必要です。
理想は仕事用と勉強用とで鞄を分けることですが、鞄2つを持つとなると荷物が多く、重くもなります。
当メディアでは、勉強用におすすめのバッグをまとめた記事も公開しています。
「バッグの中で仕事と勉強の道具が混ざってしまう」という方は、以下の記事を参考にバッグの新調も検討しましょう。
夜は「インプット」や「単純作業」に絞る
仕事終わりにアウトプット系の勉強をしようとしても、仕事によって脳のアウトプットに対するリソースが切れているため、なかなか捗りません。
それでも勉強したいという方は、夜勉強ではインプットや単純作業に絞って勉強しましょう。
英単語の暗記や参考書の読書、また今まで勉強したことの復習など、疲れた頭でも無理なくできる内容だと仕事終わりでも勉強できます。
「アウトプット系の勉強は休日にまとめて、仕事終わりはインプットや単純作業に徹する」と決めると、やることがハッキリしているためすぐに勉強に取りかかれます。
「今日は何をしよう?」という迷いで脳がさらに疲れるのを予防できるため、勉強する内容をあらかじめ決めて勉強場所で集中するのがおすすめです。
まとめ:まずは15分から夜勉強を始めてみよう
今回は、夜の勉強場所を選ぶ際のチェックポイントや、タイプ別におすすめの勉強場所などをまとめました。
夜の勉強場所を選ぶ際は「時間」「コスト」「設備環境」「心理的な快適さ」で選ぶと後悔しないこと。
またコスパや手軽さなど、自分が夜勉強で何を重視したいかを決めておくと、満足できる場所が選べます。
「仕事帰りに勉強したい」という気持ちが湧いたら、まずは今日、帰り道にあるカフェに15分だけ寄ることから始めてみませんか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました!


