社会人になっても勉強を続けたい。素晴らしいことだと思います。
でも時には勉強に対するモチベーションが保てないことも。
今回は社会人におすすめしたい、勉強のモチベーションの上げ方について紹介します。
社会人におすすめ!勉強モチベーションの上げ方
社会人が勉強のモチベーションを上げるのは、実はかなり難しいです。
どうしても仕事や家事を優先しますし、疲れていれば十分な休養が必要だからです。
最低限、仕事をこなしていれば生活はできるため、勉強の優先度はどうしても低くなります。
また勉強自体が自身のやる気に左右されやすいため、必要ないと思ったら勉強を止めやすいのもモチベーションが下がる一因です。
「忙しい中でも勉強をしたい」と思い、実行するには「決めてしまうこと」が効果的です。
具体的な勉強のモチベーションの上げ方を4つ紹介しますね。
勉強の時間帯を決める
勉強のモチベーションを上げるには、勉強の時間帯を決めると楽に上げられます。勉強の時間帯を決めてしまえば、その時間になれば自動的に勉強に取り組むモチベーションが保てるからです。
「眠くても、朝1時間早く起きて問題を解く」「通勤時間は勉強内容を復習する」と、取り組む内容まで決めれば、よりモチベーションは上がりやすいです。
ただ、社会人として働いていると勉強にかけられる時間は不規則になります。残業や臨時の早出が続くと、勉強時間が確保できず、モチベーションも下がりますよね。
どうしても平日に勉強時間が取れない場合は、比較的自由が利く休日に勉強の時間を確保しましょう。「休日の午前中は勉強の時間に充てる」と決めれば、勉強に対するモチベーションも上がります。
時間帯を決めて取り組むと、2ヵ月ほどで勉強することが習慣化します。時間帯を決めて、モチベーションを保ちながら習慣化を目指しましょう。
「とりあえず10分」を続ける
とはいえ、いきなり何時間も勉強時間を取るのは、仕事の疲れなどもあり実際は難しいですよね。
休日も意外とやることが多く、それらをこなして疲れを取ると休みが終わってしまう、というケースも。
忙しい中でも勉強のモチベーションを上げるには、まずは「とりあえず10分だけ勉強する」ことを決めて続けましょう。10分という短時間なら、疲れていても「10分だけなら勉強しようかな」と思えます。
実は勉強は、取っ掛かりさえ掴めれば、あとはスムーズにできるんです。
10分という短時間でも勉強に対する取っ掛かりが掴めれば、いつの間にか1時間も勉強していたということも起こります。
仮に1時間も勉強ができなくても「今日は10分できた」という成功体験を積み重ねれば、勉強のモチベーションは高いまま維持できます。
「たった10分」と思えますが、勉強のモチベーションの上げ方の中でも効果的なので、一度試してみましょう。
ルーティンを作る
勉強前に必ず行う行為、いわゆるルーティンを決めることも、勉強のモチベーションの上げ方におすすめです。「勉強の時間帯を決める」にも共通する部分があります。
「これをしたら勉強する」という勉強に入るきっかけをルーティンとして習慣化できれば、スムーズに勉強モードに入れ、モチベーションも上がります。
ルーティンはあなたがやりやすい、または切り替えやすいと思うことなら何でも大丈夫。「お茶を飲む」「ストレッチをする」など、簡単なことから取り入れてみましょう。
取り入れやすいルーティンを決めることで、ルーティン自体もスムーズに行うことができます。
ちなみに私は「飲み物を一口飲む」というルーティンを取り入れています。午前中はやや冷えた水、午後はお茶を一口飲んでから、勉強や作業に取り組んでいます。
ルーティンは勉強モードに入る大事な入り口にもなるので、勉強のモチベーションが上がりにくいという方は取り入れてみてください。
楽しみな目標を持つ
勉強した先に待っている、楽しみな目標を決めてしまうことも、モチベーションを上げるのに効果的です。
決める目標は「楽しみ」というのがポイント。想像するだけで楽しめる目標であれば、何でもかまいません。
目標の例として「英語を勉強して海外旅行に行く」「宅建の資格を取って転職する」などが挙げられます。
目標は具体的であればあるほど想像した際の気分も上がるため、勉強に対するモチベーションも高められます。
また、楽しみな目標は大きな目標でなくても大丈夫。「この参考書を終わらせたらアイスを食べる」など、小さな目標でも効果があります。
楽しみな目標を持つことは、夢や希望を持つことと同じです。目標を思い出すたびに自然と勉強のモチベーションが上がるのでおすすめですよ。
勉強のモチベーションが下がったら?おすすめ回復法
今まで紹介したのは、平常時のモチベーションの上げ方です。時には、どんなに気をつけても勉強のモチベーションは下がる時があります。
一度下がってしまったモチベーションは、上げ直すのも大変ですよね。
最後に、下がってしまった勉強のモチベーションの上げ方を紹介します。
好きなものを食べる・飲む
勉強をしている合間にモチベーションが下がってきたら、一旦休憩を入れて好きなものを食べたり飲んだりして、モチベーションを上げ直しましょう。
好きな食べ物を口にすると、自然と幸せな気持ちになれます。気持ちがほぐれることで、張りつめていた気持ちも一旦落ち着き、リセットできます。
気持ちがリセットできると「また頑張ろう」と思えるので、改めて勉強に向き合えるんです。
好きな食べ物は、小さな目標を達成するのとは別に、モチベーションが下がった時用に用意しておくのが理想です。
モチベーションを上げ直すためにも、勉強のお供として好きな食べ物や飲み物を用意しておきましょう。
目標を再確認する
数日や数週間など、長期間にわたって勉強のモチベーションが下がってしまったら、目標を再確認する上げ方を試してみましょう。
長期間にわたって勉強のモチベーションが上がらないということは、決めた目標に魅力や意義を感じていないことになります。
一度決めた目標なので未練があるかもしれませんが、モチベーションが上がらないなら目標を再確認し、達成した姿を想像してモチベーションが上がる目標に再設定します。
再設定する目標は、数週間や数ヵ月といった大きな目標や、勉強の先に待っている最終目標です。ただ、時間や1日単位の小さな目標も達成できていなかったら、同時に見直しましょう。
目標を改めて思い描き、下がってしまったモチベーションを再び上げるよう調整してみてください。
生活を整える
生活が勉強に集中してしまい日々の生活がおろそかになることでも、勉強のモチベーションはだんだんと下がっていきます。特に食事や睡眠がおろそかになることで、勉強の意欲自体がなくなってしまうんです。
最近生活習慣が乱れていると感じたら、まずは生活自体を整えるモチベーションの上げ方を試してみましょう。
決めた時間に起き、仕事をし、栄養のある食事を摂って、決めた時間に寝るというサイクルを取り戻すだけでも「また勉強しようかな」というモチベーションが湧き上がります。
勉強に集中的に取り組んでしまう方は、モチベーションが下がった際は日々の生活を整えることを取り入れてみましょう。
無理な日は諦める
今まで紹介したモチベーションの上げ方を実践しても、どうしても勉強のモチベーションが上がらない時はあります。
どうしても無理な時は、思いきって勉強すること自体を諦めましょう。
無理に勉強してしまうと、勉強自体が嫌になり、学び続けることを諦めてしまいます。
「どうしても勉強する気になれない」という無理な日は諦めて、読書やゲームを楽しむ、丁寧に家事をするなど気分転換してみましょう。
しっかり休めば、自然と勉強に対するモチベーションは再び上がります。無理せず長期間、勉強を続けられるのが理想ですよ。
まとめ
社会人におすすめの勉強のモチベーションの上げ方についてまとめました。
平常時は、勉強の時間帯を決める、「とりあえず10分だけ」勉強をしてみるなど「決めてしまうこと」が効果的。
一旦モチベーションが下がってしまった時は、目標を再確認する、生活を整えるなど、ブレイクタイムを取り入れるとモチベーションが回復しやすいです。
勉強を気合いだけで乗り切るのではなく、長期的に見て休みながらも続けていく。
楽しみな要素も取り入れつつ、勉強に対するモチベーションを保っていきましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!


