社会人になってから「必要に迫られてビジネススキルの勉強を始めた」という方もいますよね。
でも「仕事のためにスキルアップしたいけれど、勉強に終わりが見えなくて、机に向かうのがきつい…」と感じる方も多いです。
実はそんな風に悩むのは、あなたが怠けているからではなく、ビジネススキル特有の「3つの壁」があるから。
今回は、社会人でビジネススキルの勉強がきついと感じる理由と、学んだことを仕事に活かすための「省エネ勉強法」についてまとめます。
「ビジネススキルの勉強がきつい…」と感じたら、これから紹介する方法をぜひ試してみてください。
なぜビジネススキルの勉強はきついの?
結論をまず書くと、社会人で勉強がきついと感じる状態は、工夫次第で解消できます。
どんなジャンルの勉強でも解消可能ですが、終わりが見えず挫折しやすいビジネススキルの勉強のきつさに、特に効果的です。
社会人でビジネススキルの勉強がきついと感じるのは「3つの壁」があるから。
まずはその壁の詳細を見ていきましょう。
ゴールの壁
ビジネススキルの勉強と他の勉強を比べた際、違いの1つに「ゴールが見えないこと」が挙げられます。
ビジネススキルは満点や合格ラインが明確に決まっていないため、勉強を続けても終わりが見えず、疲弊します。
結果的に勉強を続けることがきつくなり、勉強事態をやめてしまうのです。
ゴールが見えないと、どこまで勉強してもきりがないため、ビジネススキルの勉強はつらく感じやすいのです。
即効性の壁
またビジネススキルの勉強は、インプットしても翌日からすぐ実務で使えるとはいきません。
特にビジネススキルと実務の内容がかけ離れている場合は「勉強して意味があるの?」と不安になりがち。
長期的に見ればビジネススキルの勉強も意味はありますが、短期的な成果を実感しにくいのが難点です。
学んだビジネススキルの知識は、自分で意図的に使用する必要があることも、勉強をきついと感じる理由の1つなのです。
脳エネルギーの壁
社会人として働いている以上、日中の仕事で脳をフル回転させた後、さらに勉強で脳を使うと脳疲労が限界突破することに。
脳のエネルギーは有限なので、仕事で集中的に使ってしまうと勉強まで回りません。
さらにここまで書いたように、ゴールが見えず即効性も感じないビジネススキルの勉強をするとなると、勉強のモチベーションは保てません。
ビジネススキルの勉強をする際は、他ジャンルの勉強と比べて脳のエネルギーが大幅に必要なのです。
きつい現状を打破!「省エネ勉強法」5ステップ
ビジネススキルの勉強がきついと感じやすい理由がわかったところで、次はきつい現状を打破する「省エネ勉強法」を紹介します。
今回は5つのステップに分けました。
おすすめは最初から実践することですが、全部一度にやろうとしなくても大丈夫。できそうだと思ったステップから取り入れましょう。
組み込み|勉強時間を作らない
仕事で疲れ切った社会人が「よし、今から2時間勉強するぞ」と時間を確保し、実践するのは至難の業です。根性や気合いだけに頼ると、ただでさえきついビジネススキルの勉強がさらにきつく感じるように。
そこで、すでに生活の一部になっているルーティンに勉強を寄り添わせてみます。
ポイントは、わざわざ机に向かう時間を作らず、通勤時間など「○○しながら」のインプットに徹すること。
例えば
- 通勤の歩行時間×音声学習→ビジネス系の動画チャンネルやオーディオブックを歩いている時間に1.5倍速で聴く
- お風呂タイム×動画講義→スマホを密閉できる透明な袋に入れて、湯船に浸かる10~15分だけマーケティングの動画を見る
といった組み込み方が挙げられます。
勉強というと、どうしても「机に向かう」というイメージを持ちますが、社会人にとっては机に向かうことだけが勉強ではありません。
歩いていたり湯船に浸かったりしている時間など、スキマ時間を積極的に活用すると勉強に対するハードルが大幅に下がります。
まずは「勉強を組み込める時間帯はあるか?」という時間の把握から始めましょう。
極小ハードル|5分・1ページ
「毎日1時間勉強する」という高い目標は、体調が悪かったり残業があったりした日だと実践できないため、積み重なると挫折の原因となります。一度挫折すると「やっぱり自分はダメだ」という自己嫌悪のループに陥ることも。
実はこの自己嫌悪が、ビジネススキルの勉強におけるきつさの正体です。
自己嫌悪を解消するには、勉強のハードルを極限まで下げて、心理的な負担であるきつさを減らすことが有効。
「勉強する」の定義を「気が向かなくてもできる最小単位」まで分解し、設定します。
例えば、
- ノートを開いてボールペンを持ったら今日の勉強は合格
- 電子書籍アプリを起動したら終わり
などが挙げられます。
「本当にこれだけでいいの?」と疑問に思いますよね。
でも脳には「作業興奮」という仕組みがあるため、5分・1ページだけやろう勉強を始めると、気づくと15分・30分と勉強が続くこともあるのです。
「気が向かなくてもできる最小単位」は、勉強を始める際に感じるきつさの解消に役立ちます。
「勉強のイメージをするときつさを感じてしまう」方は、まず5分・1ページだけという極小ハードルを設定して取り組みましょう。
割り切り|アウトプットを9割に
ビジネススキルの勉強をしたいと思ったら、インプットではなくアウトプットを重視しましょう。
ビジネススキルの勉強で注意したいのが「テキストを最初から最後までじっくり読む」こと。ビジネススキルは覚え始めたらきりがないため、終わりが見えず、きついと感じてしまうからです。
社会人でビジネススキルの勉強をするなら、仕事で直面している課題を解決するために必要な部分だけを「つまみ食い」する形で勉強する方が効果的です。
課題の解決方法だけを学ぶことで、翌日すぐに職場で実践でき、勉強時間も大幅に削減できます。
例としては、1週間後上司に向けて「伝わる企画書」を提出するとします。
その場合は資料作成のテキストを、自分が苦手としている「構成の立て方」の章だけ、さらに要約されている3ページだけを読みます。
そして読んだらすぐに、自分で企画書の構成を作成します。
この「自分で企画書の構成を作成する」ことがアウトプットです。
ビジネススキルの勉強は資格試験ではないので、100点満点を取る必要はありません。仕事で「1」を使うために、必要な「1」だけを今すぐインプットする。この割り切りが、一番の省エネ勉強法なのです。
学生時代の感覚が抜けないと、どうしても完璧を目指してしまい、失敗も怖くなりますよね。でも「満点は取らなくていい」「失敗してもやり直せばいい」という感覚を持てば、ビジネススキルの勉強も捗ります。
あなた自身に必要な部分だけを吸収して、積極的にアウトプットをしましょう。
前傾姿勢|集中力を高める
「どうしても机に向かって勉強したい」という場合は、前傾姿勢になると集中力が高まります。
疲れている夜は、どうしてもソファーでダラダラしたり、ベッドに寝転がってスマホを見たりしがちですよね。これはあなたの意志が弱いからではなく、姿勢の問題も含んでいるからです。
姿勢が良くなると疲れを感じにくくなり、短時間でも集中力を高められます。
具体的には「前傾姿勢を取る」こと。
前傾姿勢とは、骨盤を少し前に傾け、少しデスクに覆いかぶさるような姿勢のこと。
人間は骨盤が後ろに倒れる「後傾姿勢」になるとリラックスモードになり、脳が休息モードに入ります。
逆に骨盤が立って前傾姿勢になると、集中力を司る交感神経が刺激され、作業モードのスイッチが入るのです。
「疲れた・きつい」と感じる夜こそ、あえて椅子に深く腰掛け骨盤を立てて前傾姿勢を作ることで、ダラダラ過ごす15分が高密度の集中時間に変わります。
前傾姿勢を保つには「姿勢を良くする」という意思の力に頼るのではなく、姿勢を保てる椅子の力を借りるのが近道です。
前傾姿勢を保つのにおすすめの椅子は次のとおりです。
オカムラ シルフィーシリーズ
オカムラのシルフィーシリーズは、日本のオフィスチェア市場でトップクラスの人気を誇る、非常に扱いやすい高機能チェアです。
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座面左下のレバーを操作するだけで、座面が前方に10度傾く「前傾機能」が搭載されているため、簡単に前傾姿勢を維持できます。
お腹の圧迫感もなくなり、ノートに書き込んだりパソコンで作業したりする際にも骨盤を自然と立たせてくれます。
国内ブランドの安心感があり、高機能ながら7万円台で購入できるモデルもあるため、バランスを重視する方におすすめの椅子です。
オフィスチェア GR-001
「オフィスチェア GR-001」は、前傾チルト機能を搭載した人間工学(エルゴノミクス)デザインのワークチェアです。
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前傾機能が搭載された高機能チェアは10万円を超えるものが大半ですが、このモデルは4万円ほどと、手ごろな価格で購入できます。
前傾機能の他、3Dアームレストやランバーサポートなど勉強に集中する際に役立つ機能も搭載されているため、座っていても疲れにくいです。
「椅子に10万以上かけるのに抵抗がある」とコスパを重視する方は「オフィスチェア GR-001」を検討してみましょう。
ハーマンミラー セイルチェア
ハーマンミラーのセイルチェアは、前傾チルト対応モデルの代表ともいえるオフィスチェアです。
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洗練されたデザインと体に馴染むフレームレスの背もたれが特徴で、座ると体にフィットします。
背もたれと連動して座面が前に傾く、独自の前傾チルト機能があるため、集中したいと思った瞬間に集中モードに入れます。
また部屋のインテリアを損なわないスタイリッシュな見た目なので、机に向かった際も勉強のモチベーションを高めてくれます。
価格は高めですが「自分への投資」として最高峰のブランドを選びたい方や、部屋に置いた際の見た目にもこだわりたい方に特におすすめです。
成果の記録|1つだけメモに
ビジネススキルの勉強をきついと感じてしまう最大の原因は、肉体的な疲労よりも「今日も全然進まなかった…」という精神的な未達成感です。
昨日から勉強がほとんど進んでいないと「もう自分はダメだ」という自己嫌悪に陥ることも。
解決方法として、1日の終わりを「ポジティブな感情」で上書きすることが挙げられます。
「できなかったこと」ではなく「できたこと・学べたこと」に目を向けることで、自己肯定感とモチベーションが維持でき、自己嫌悪も感じません。
具体的には、日記代わりのノートを用意して「今日できたこと・知ったこと・気づいたこと」などを1行だけ書きます。すると「明日もちょっとだけ勉強してみよう」という心の余白エネルギーが生まれるのです。
余白エネルギーが生まれると、自然と気持ちが上向き、ポジティブな気持ちも湧きます。
ノートが無い場合は、スマホのメモアプリに入力しても大丈夫。
「できたこと」に積極的に目を向けて眠りにつけば、翌日も勉強する意欲が保たれます。早速今夜からメモを記入・入力してみましょう。
まとめ:一番の裏ワザは「やめないこと」
今回は、社会人でビジネススキルの勉強がきつい理由と、仕事に活かす省エネ勉強法についてまとめました。
社会人でビジネススキルの勉強がきついのは「ゴールの壁」「即効性の壁」「脳エネルギーの壁」という3つの壁があるから。
きつい現状を打破するには「5分・1ページの極小ハードルを設定」したり、完璧を目指さず「アウトプット9割を意識」したりする、省エネ勉強法が有効です。
きついと感じる時は、スキルが伸びようとしている成長痛の証でもあります。
完璧を目指さず、細く長くビジネススキルの勉強を続けてやめないことが、一番の裏ワザです。
もし、どうしてもきついという感覚が消えないなら、無理せず今日は寝ましょう。明日になれば、気持ちも上向いているはずですよ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!


